12.太陽
作詞:籐原基央
作曲:籐原基央
二度と朝には出會わない
窗の無い部屋で 動物が一匹
ドアノブが壞れかけていて
觸れたら最後 取れてしまいそうだ
このくらい寒い方がいい
本當の震えに氣付かないで濟む
不愉快も不自由も無い
その逆も初めから無い
例えば笑ってみろよ
こっちもひたすら笑えるさ
空のライトが照らしてくれた
僕には少し眩しすぎた
そして誰もが口を揃えて
「影しか見えない」と言った
二度と朝には出會わない
窗の無い部屋で 心臟がひとつ
目を閉じていても開いてみても
廣がるのは 真っ黑な世界
例えば泣いてみろよ
こっちはそれすら笑えるさ
君がライトで照らしてくれた
暖かくて 寒氣がした
光の向こうの君の姿が
僕には見えないと知った
かくれんぼしてた
日が暮れてった
見つからないまま
暗くなっちゃった
皆掃ってった ルララルララ
かくれんぼしてた
ずっと待ってた
例えば信じてくれよ
こっちはなおさら疑うさ
それより觸ってくれよ
影すら溶けていく世界で
影じゃない僕の形を
君のライトを壞してしまった
窗の無い部屋に來て欲しかった
それが過ちだと すぐに理解した
僕を探しに來てくれた
光の向こうの君の姿が
永遠に見えなくなってしまった
それが見たかったんだと氣付いた
もう一度 朝と出會えるのなら
窗のない部屋に 人間が一人
ドアノブが壞れかけていて
取れたら最後 もう出られはしない
出れたら最後 もう戾れはしない
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